無線機の通信状態が悪くなった!電波の届きが悪いなと感じたら
無線機のアンテナは電波送受信のかなめ

無線機本体の調子が良くてもアンテナが曲がっていたり、外れかけていると本来の性能は発揮しません。送受信不良になります。
→アンテナの接続にゆるみはありませんか?外れかけていませんか?
→アンテナの破損は考えられますか?内部で折れていませんか?
→アンテナのカバーが外れてコイルがむき出しになっていませんか?
アンテナの品質によって、通信距離が伸び、電波干渉やノイズが少なくなってクリアな通信になり、安定することがあります。使用しているアンテナの長さを変更して安定することもあります。
アンテナの不具合はすぐに対処することをおすすめします。
無線機本体はアンテナを外しても通信できることがありますが、電力が本体内部に逆戻りして本体そのものが破損する可能性もあります。無線機にあったアンテナを接続し、使用をお願いします。
電波状況を左右するバッテリの容量

バッテリの容量も通信に大きく影響します。バッテリの容量が低下していると出力が通常通り出ません。送信パワーが低下します。
→満充電したはずがすぐにバッテリ切れがおこっていませんか?
→毎日使用する無線機でバッテリは2年以上同じものを使っていませんか?
→無線機を落としてしまったがそのまま使用していませんか?
バッテリの接続不良が起きていたり、充電器にさしたまま送受信して負荷をかけていたり、ちょっとした扱いでバッテリが消耗していきます。通常使用でもリチウムイオンバッテリは、充電回数500回、使用2年くらいで消耗すると言われています。なるべく長持ちさせるには、日頃の充電方法や保管方法が大事です。
→充電完了からそのまま充電器にさしたままで使用しない
→予備のバッテリを容量0%で保管しない
バッテリの劣化状態を知るには、測定器にかける必要があります。当社はバッテリをお預かりして容量測定しています。
無線機の通信を改善・安定させる方法

無線機は付属品も合わせて点検し、万全な状態で使用をおすすめします。当社では、いつでも購入していただけるオンラインショップOntheWebや中古のアンテナやバッテリの取扱もございます。またご購入前のテストもできますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
付属品の点検や入替をしても改善しない場合は、外部環境の変化で電波がさえぎられている可能性があります。
環境の変化で通信範囲が狭くなったり、混信した場合の通信強化の方法はさまざまあり、実際の現場で通信テストをしながら最適なプランをご提案いたします。
「LTE全帯域対応、最新IP無線への入替」
「無線LANアクセスポイントのカバーエリア内で通信できる無線LANトランシーバーへの入替」
高層階と低層階、入り組んだ建物内など従来の無線機では電波が届きにくい場合に最適です。
「異なるチャンネルや機器をつなぐIoTゲートウェイの導入」
所有している携帯機固定機同士の電波が届かない大型のショッピングセンター館内など、エリアを移動しても自動でつながるシステムを構築をします。
無線機の通信で気になる症状がございましたら、いつでもご相談下さい。