活用事例

TERAS導入事例:頭部追跡アルゴリズムで群衆における通過人数を精度高く計測する

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M.I.
ポジティブ風ITマネージャー

フェスや各種大会の通過人数カウントに最適な頭部追跡型カウント

従来の通過人数カウントは姿勢推定技術を用いて、検知・補足していました。人の動きを骨格で追う方式ではカメラの映像上に身体が6割程度映っていれば、カウントが可能ですが、音楽フェスやマラソン大会、花火大会のような人の重なりが多いイベントではカウント漏れが発生し、課題がありました。

そこで、身体を検知するのではなくカメラを高い位置に設置し、頭部追跡アルゴリズムで頭部を検知する方式へ改善しました。映像内の頭部をAIが検出し、位置を追跡することで、進行方向別にカウントします。これまでどおり自由設定した線の通過人数をAIが自動集計します。
TERASの頭部追跡型カウントなら音楽フェスや花火大会などの混雑した現場でもカウント漏れを減少させ、より精度の高い運用が可能になりました。広範囲で人が密集しているロケーションでのカウントに対応します。

TERAS人数カウントーさいたまマラソンフェスティバル2025様

『さいたまマラソンフェスティバル2025』
・導入場所 さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)
・ライン通過人数カウント機能
・フェスティバル入場口2か所(複数カメラのグルーピング)

2025年3月 さいたまマラソンフェスティバルの会場でTERASをご利用いただきました。混雑した会場内で精度の高いカウント結果を得られました。また、集計結果はアプリを使ってグラフ化し、分析や報告書作成に役立ちました。ご利用者様からも喜びの声を頂きました。

「スタッフによる正確な人数カウントが難しい状況で、時間帯別の入場者数を把握するため設置しました。カメラの映像を本部から確認できる上、正確な人数カウントができ、今後の安心安全な大会運営のために有効な情報が取得できました。主催者様からも好評でした。」(大会運営者様)

TERAS通過人数カウントの集計データも手軽に活用できます

TERASのアプリケーションは無料でご用意しております。(画像はイメージです)
スマートフォン版はiOSにもAndroidにも対応しており、webブラウザ版はPCやタブレット用に必要に応じてご利用いただけます。

カウントデータはワンタッチでグラフ化が可能です。すべてのカウントデータを活用することができます。時間別・日別・時間別複数日などさまざまなレポート時に役立てることができます。

手軽・身近・使いやすくがコンセプトのAIカメラソリューションTERASは
 !ご利用は「カメラ」「AIエッジデバイス」を設置するだけ
 !データや映像の閲覧は「スマートフォン用アプリ」か「Webブラウザ」で手軽に
 !現地での設定は「電源をつないでライン/エリアを描くのみ」

安心・安全・効率的なイベント運営にTERASが活躍します。

TERASは人の流れを自動的にもっと正確に測定したい、時間帯による人数の変化を確認したい、というニーズから生まれた、オンザウェイのオリジナルサービスです。

AIカメラソリューションTERASの6つの機能
TERAS「カメラ」と「エッジAI ボックス」